RETISSA NEOVIEWER
デジタルカメラと組み合わせて使うアクセサリビューファインダー。 カメラからの映像を網膜に投影することで、周りの景色を見たり、写真や動画を撮影したりできます。
網膜投影型ビューファインダー
従来のビューファインダーや画面が見えづらい方へ、視力に依存しない網膜投影の新しい見え方をお届けします。
カメラがピントを合わせてくれます。肉眼では到底実現できない高倍率光学ズームをはじめ、カメラの機能をフルに活用することができます。 (注:ズーム倍率等はカメラの機能に依存します)
経験したことのない世界を探索し、人生を発見しよう。網膜投影と高性能なカメラが組み合わさることで開ける新しい世界を、あなたに。
本体仕様
名 称 | RETISSA NEOVIEWER(QLEWS40) |
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投影方式 | レーザ網膜走査型 |
光 源 | 半導体レーザ(RGB) |
水平画角 | 約60度 |
アスペクト比 | 16:9 |
解像度 | 720P(1280×720)相当 |
色 | 8bit フルカラー(256階調) |
更新レート | 60Hz |
電源入力 | DC5V(USB Micro B) |
バッテリ | リチウムイオン電池 3.6V/3200mAh(12Wh) |
駆動時間 | 約4時間 |
充電時間 | 約3時間 |
サイズ (W x H x D) | 約137 mm × 120 mm × 103 mm |
重 さ | 約330g |
適用デジタルスチルカメラ | Sony DSC-HX99 |
製品は改良のため、予告なく仕様の変更が行われる場合があります。
※RETISSA NEOVIEWERは医療機器ではありません。特定の疾患の治療や補助、視力補正を意図するものではありません。
※RETISSAおよびNEOVIEWERは株式会社QDレーザの登録商標です。
どこで購入できますか?
全国のソニーストア(銀座、名古屋、大阪、札幌、福岡)にて実機をご体験の上で購入いただけます。体験会の予約、 ご購入はこちらから。
どういうものですか?
網膜投影技術を採用した、デジタルカメラ用のアクセサリビューファインダーです。
どのような人に向けた製品ですか?
眼鏡やコンタクトレンズをしても見えにくい方々を想定しています。
何ができますか?
カメラを通して風景や人の顔、掲示物などを見ること、カメラのズーム機能を用いて拡大すること、写真や動画を撮影することができます。
どういった特徴がありますか?
網膜に直接映像を投影する方式により、アクセシビリティを向上させることができます。従来の画面やファインダーでは見えづらさを感じていた方でも、より見えやすくなる可能性があります。
なぜアクセシビリティが向上するのですか?
網膜に直接投影することで近視、遠視、乱視、老眼などの影響を受けにくく、ピント調節の機能を使わずに見ることができます。また視野周辺部での解像感が上がるため、中心部の視力(網膜の機能)が失われた方でも、残った部分を最大限活用することができます。
どういった原理ですか?
光の三原色である赤、緑、青の半導体レーザを使って色を作ります。そのレーザ光は高速で動作する小さな鏡(MEMSミラー)やレンズによって瞳孔の中心を通って網膜上に導かれ、フルカラーの画像が投影されます。いわば網膜をスクリーンにした超小型プロジェクタですが、昔のブラウン管テレビと同じような走査方式で、残像によって画像として認識されます。
レーザを眼に入れても安全ですか?
非常に弱いレーザを使っています。国際基準や国の法令で定められた“目に入れても害のない強さ”を十分に下回っており、日常生活で眼に入ってくる光の強さと変わりません。試験機関による製品の試験や製造工程の確認をうけ、法令に適合していることを示すPSCマークを表示しています。
ウェブサイトに安全性に関する詳しい説明がありますので、ご覧ください。
どのぐらいの解像度ですか?
網膜投影される画像は720p(1,280×720ドット)相当の解像度です。
視野角(画像の大きさ)はどのぐらいですか?
水平視野角は最大約60度、16:9のワイド画面です。*接続するカメラの設定により投影画像のサイズ等は変化します。
充電時間/連続動作時間はどのぐらいですか?
約3時間の充電で、約4時間の連続動作が可能です。DC5V、1.5A以上の出力のACアダプタをお使いください。(充電時間/連続動作時間は周辺環境や使用方法により異なります)
(○○の)病気で視力が悪いのですが見えますか?
視力が悪くなる原因はさまざまであり、同じ疾患でも症状はそれぞれに異なります。このため、見え方には個人差があります。実際にご体験いただくことをお勧めします。
なお、本製品は医療機器ではありません。特定の疾患の治療、補助、視力矯正を意図するものではありません。
全盲でも見えますか?
投影画像を認識できない可能性が高いです。網膜や視神経が(一部でも)機能している必要があります。
瞼を閉じたままの人は使えますか?
レーザ光が瞳孔の中心を通る必要があります。まぶたで光がさえぎられると映像は見えません。
眼を動かしても使えますか?
眼を動かすと投影は途切れます。レーザ光が瞳孔の中心を通る必要があるため、まっすぐ前を見てお使いください。
斜視・眼振があっても使えますか?
レーザ光が瞳孔の中心を通らないと映像は見えませんが、使い方を工夫することで見える可能性もあります。実機にてお試しください。
眼鏡やコンタクトレンズをしていても使えますか?
眼鏡やコンタクトレンズは不要です。
眼鏡を装着したまま使用すると投影画像の全体が見えないことがあるため、外してください。
コンタクトレンズは装着したままでも影響はありません。
医療機器ですか?
医療機器ではありません。特定の疾患の治療、補助、視力矯正を意図するものではありません。
視覚障がい者は使えますか?
視覚障がい者の利用を意図した機器(医療機器)ではありませんが、お使いいただけます。
日常生活用具(日生具)の申請は可能ですか?
日常生活用具の申請が可能か、認定されるかどうかは各自治体による判断となります。お住いの地域の自治体にお問い合わせください。
消費税は非課税になりますか?
非課税措置のある製品ではありません。
どのように使いますか?
取扱説明書に従ってデジタルスチルカメラを取り付け、HDMIケーブルを接続してください。デジタルスチルカメラ、本機の両方を十分に充電してください。デジタルスチルカメラ、本機の順に電源を投入してください。
デジタルスチルカメラはどのように設定しますか?
デジタルスチルカメラの取扱説明書に従って、下記の通り設定してください。
・「セットアップ」→「HDMI設定」→「HDMI解像度」→オートもしくは1080p
・「セットアップ」→「HDMI設定」→「24p/60p出力切換」→60p
撮影モードや静止画の縦横比については、お好みで設定ください。
(設定により投影画像の画角等が変化します)
ステータスランプが青く点灯し、投影画像がでていません
投影待機状態です。カメラの電源、接続を確認して、本機の電源ボタンを軽く押してください。
(使用を開始される場合はデジタルスチルカメラ→本機の順に電源を投入してください)
ステータスランプが青く点滅し、投影画像がでていません
衝撃を検知して停止しています。本機の電源ボタンを軽く押してください。
(故障の原因となりますので、本機に衝撃を与えないでください。)
ステータスランプが赤く点滅しています
使用時間制限が近づいています。使用を中断し、一度電源を落としてください。
(本機は連続で7.5時間使用すると自動的に電源が切れます)
投影画像がぼやけているようです
・デジタルスチルカメラのオートフォーカスが正しく動作しているか確認してください。
(被写体を変えてみる、シャッターボタンを半押ししてみる、など)
・デジタルスチルカメラや本機のレンズに汚れがついていないか確認してください。
(ヘルプガイドの「お手入れについて」などを参考にしてください)
投影画像が乱れているようです
・デジタルスチルカメラのHDMI設定→HDMI解像度がオートもしくは1080pになっているか確認してください。
(1080iを選択すると映像が乱れます)
・デジタルスチルカメラのHDMI設定→24p/60p出力切換が60pになっているか確認してください。
(24pを選択すると映像が乱れます)
ステータスランプは緑色に点灯していますが、投影画像がでていません
故障の恐れがありますので、お問い合わせください。